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ありがたや® かぼちゃ



 



 美味しい南瓜とは 

ホクホク感と甘さとを同時に味わえる南瓜




ホクホク感の正体=デンプン


デンプンを沢山含んだ南瓜。


甘さ=デンプンが糖化したもの


多くのデンプンが十分に糖化すると甘くなります。しかし、糖化が進むと甘くなる代わりにデンプンが少なくなり、柔らかくベチャッとした食感になってしまいます。    




そこで、ホクホク感と甘さを同時に味わうために重要なのは、

が必要になります。
この様な条件の南瓜を生み出すために行っていることを順に紹介します。





美味しい南瓜とは?

美味しいかぼちゃを育てることを目指していますが、そもそも美味しいかぼちゃとはどんなものなのかを考えました。


栽培のこだわり

ホクホクした甘さたっぷりの南瓜が育つために、どんなことにこだわっているかを説明しています。


収穫から貯蔵

収穫した後もまだまだ美味しく育てる余地があり、気をつけていることがあります。


鮮度と情報

美味しさが食卓まで届くように、 出荷に気を配っていることがあります。














ありがたや®かぼちゃ
 栽培のこだわり 

1.品種の選択

 品種は大きく肉厚でデンプン含量の高いものを選択

2.栽培時期と栽培形式

 デンプンの蓄積には日照時間が長く昼夜の温度差が大きいことが前提となります。この条件を満たすためにトンネル栽培とし4月、5月を経過し5月末から6月までに収獲する作型としています。
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3.一株一果

 光合成により作ったデンプンを濃縮させるために一株に一果しか実を付けません。
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4.着果節位

 大きく肉厚にするために株元のものは摘花し、14、15節を基準に着果させています。

5.敷皿

 地面から隔離し果実に万遍なく光を当てるため白色のプラスチック製の皿に載せます。
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6.傘掛け

 5月、6月は紫外線が強いため南瓜も日焼けします。これを防ぐためにUVカットの傘を被せています。
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7.完熟収穫

 収穫は積算温度(着果してから収穫するまでの一日の平均気温の積算値)が900度を超え、かつ果軸がコルク化しているものを収穫します。
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 収穫以降に気を配っていること 

1.収穫鋏

 収穫に使う鋏は特殊な専用の鋏です。
 軸のコルク化の程度を確認し、軸を蔓から切り離します。刃先がスプーンのようになって果実の肩の高さより低く切り込めるようになっており、収穫後貯蔵中に軸が折れるのを防ぎます。

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2.キュアリング

 切り口から腐るのを防ぐために、収穫後日陰の常温のところで風乾します。
 キュアリングにより軸の切り口が乾いてコルク化し、果皮に傷がある場合、これもコルク化します。
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3.糖化貯蔵

 キュアリングの済んだ南瓜は、サイズ毎に通風性の良いプラスチックコンテナに仕分けして、庫内温度10℃湿度80%の貯蔵庫に入れて糖化させます。
 期間は季節により異なりますが、最低2週間から一カ月程度で種の周りから糖化し、ホクホクと甘さの両方が味わえる南瓜になります。
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 出荷に気を配っていること 

1.カット

 大きさにより1/2、1/4、1/6、1/8に南瓜カッターを使って切り分けます。大きな包丁の先端を回転軸に固定したもので、押し切るには結構力が必要です。
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2.種取り

 種とワタを出来るだけ取り除きます。この時ゴム手袋とマスクを着用して衛生面に留意しています。

3.シュリンク包装

 衛生面を考慮して、坊カビ剤を封入してシュリンク包装機械で封入します。
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4.ラベル貼り

 価格ラベルとファームゆりいかラベルを貼ります。
 ファームゆりいかラベルには熟度の目安の表示とQRコードが印刷されており、QRコードからファームゆりいかのホームページに入ることができます。
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美味しさ = ホクホク + 甘さ

より詳しい栽培の様子については かぼちゃの農場便りにて紹介しています




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