今日から立体栽培のスイカの交配を始めました。
初日と言うこともあり800本中200本を交配しました。
1.ハウス内全景 2.立体栽培 3.雌花 4.雄花
1.スイカのハウス内全景
直径35cmの不織布で出来た鉢に約40ℓの土を入れたものが1列100鉢×8列で合計800鉢にスイカが植えられています。昨年は同じハウスに地上で200本でしたから立体化したことで4倍の株数が植わっています。
スイカの樹と果実の重さは合計で2tを超えるため重さでハウスが潰れるため、別途直径40mmの鉄パイプで独立した櫓を組んで、鉢の上には直径5mmのワイヤーを張り、スイカの樹も果実もワイヤーに吊るします。
2.立体栽培
1鉢に1株植えで、親蔓1本仕立てで1果採りです。本来なら1果1kg前後ですが、昨年は3kg超えの果実もあり棚が重さに耐えられるか心配です。
3.雌花
かぼちゃに比べると1/10位の大きさで、本当に大きなスイカになるのか心配になるくらい小さいです。
4.雄花
こちらもかぼちゃの1/10位の大きさです。交配する時かぼちゃは交配し易いように雄しべの花びらを取り除くのですがスイカは雄しべが小さい上に細くて軸が細くて折れ易いため手で花ビラを抑えて花粉をつけ易いようにします。
スイカの交配で一番困ることは、かぼちゃは朝5時でも雄花も雌花も開いていますが、スイカは朝寝坊で8時にならないと雄花も雌花も花が開きません。まさか目覚まし時計の機能を持っているとは思えませんが、明るさに反応しているかと思うと雨の日でも同じ時間に花が開くので不思議です。
収穫は6月半ば頃の予定です。