じゃがいもの生育状況 20/3/24

今日は朝から馬鈴薯の芽出し作業です。
マルチの中には馬鈴薯が逆さ植えしてあります。

逆さ植えとは普通は種芋の芽を上にして植えますが、逆さ植えは芽を下にして植えます。
こうすることで弱い芽は地上に出て来ません。
馬鈴薯の茎は放っておくと沢山出て小さい芋ばかりになってしまうため、1本か2本に間引いて芋を大きくします。
また馬鈴薯は直接日光が当たると緑化してソラニンが出来てしまい食べられなくなるため土寄せが必要ですが、逆さ植えにしてマルチを被せると、この作業が不要となり省力化にもなりますただ、馬鈴薯の芽はマルチを破れないため、人が破いて地上に出してやる必要があります。


写真
1,馬鈴薯畑全景  約12aに7品種を栽培しています。
2,マルチの膨らみを見つけ、指でそっと触って土の塊や石でないことを確認します。
 芽は柔らかいので慣れると大体分かります。
3,道具を使い芽のそばに穴を開け、手で広げて芽に光があたるようにします。
4,大体二日程度で芽は緑化して光合成を始めます。

今日は風が強く、目出し帽を被ってやっています。
東京は桜が満開だそうですが、こちらはまだ開花宣言も出ていません。

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