さといもの生育状況 20/3/25

雨がよく降るので遅れていた里芋畑の準備が出来ました。
大きな石や土の塊がゴロゴロしていて扱いにくいですが
ちゃんと作れれば美味しい里芋が出来ます。

一方、作業場では里芋の芽出しの準備です。
新潟の里芋農家が考え出したやり方で、水稲の発芽器を利用します。今年で3年目ですが、簡単で失敗がありません。バーミキュライトは蛭石を焼いて発泡させたもので
水を吸わせるのに時間が掛かりますが、吸水すると水持ちが良く育苗床には最適です。プラスチックの桶に水を入れ、一晩かけて十分水を吸わせます。

肝心な種芋ですが大きさごとに仕分けして、大きい芋から優先して仕込みます。順番に50g以上、20g〜49g、11g〜19gの順で、最後のものは小さすぎるか腐敗のあるもので
これは廃棄します。

明日は種芋の分離痕を包丁で切り、腐敗していないことを確認して、バーミキュライトの育苗床に並べて水稲育苗器に入れて温めること10日間すると見事に芽が出てきます。

夕陽が里芋畑の向こうに沈んで行きます。

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